ノイ村

Village of "NEU!"

数週間ほど前、一時避難場所としてcodocを選んだ自分は、こんなことを書きました。

学生時代からブログサービスを使って音楽のことを中心に書いてきて、一番最初に書いていたフォレストブログがサービス終了して、しばらくはてなブログで書いてはみたものの、どうもしっくり来なくて、「note」がリリースされた時に「これは良いサービスだ!書きやすい!」と思ってすぐに移行して、今まで6年くらい過ごしてきました。

幸いなことにnote時代は多くの人に見ていただきまして、昨年末からは何とライターとしての活動を始めることが出来るようになりました。なんとか今でも原稿の依頼を頂きながら、月数本のペースで書かせていただいております。

普段書いている記事では海外のポップ・カルチャーを扱うことが多く、必然的に書くテーマの中には差別やメンタルヘルスなどの社会問題を含んだ内容が多かったりします。

【参考】

レディー・ガガ史上最も素直で、ポップで、痛みと愛に満ちたアルバムーー『Chromatica』の構成とともに全容を紐解く(Realsound)

 - Lady Gagaが、自らが抱えるメンタルヘルスの問題と真摯に向き合った一枚についての解説

Beyoncè、J. Cole、Noname……シビアに時代と向き合い“今”を映し出す5曲をピックアップ(Realsound)

 - ジョージ・フロイド氏の事件によって再び巻き起こってしまった”Black Lives Matter”と向き合った楽曲の紹介

【ネタバレあり】『The Last of Us Part 2』の“炎上”から考える、ポリティカル・コレクトネスに向き合うということ

 - PS4用ゲーム『The Last of Us Part 2』を巡る「ポリコレ配慮を批判する意見」について

で、そういう事柄については、書き手の自分としても問題意識を持ちながら書いているわけですが、このような内容を取り上げているにも関わらず、自分のメインとする活動場所がそれに近い問題を抱えているというのは、書き手として居心地の悪さを感じていました。まぁシンプルに不信感というやつです。(それ言い出したらtwitterとかもアレなんですけどね..)

というわけで、とりあえずnoteを脱出し、新たな場所を探すことにしました。

本当は昔から妄想していた、自らのWebサイトを作るところがゴールではあるのですが、一旦はこの場所に引っ越していきたいと思います。(とはいえ、現状ではnoteの方が書きやすいなぁと思ったりしているのも事実なので、もっと良い場所があったらすぐに場所を変えるかもしれませんが..)

あと、この一年の活動を通して、色々違和感を感じる場面も増えまして、実は活動の在り方自体を見直したいな、どう進めようかな..と思っているところでもあったり..。それでtwitterを1ヶ月くらい休んでデジタル・デトックスしてみたりしていたのですよ。結局「リストでTLを見る」方針に切り替えて今はある程度書くようになったのですが。とはいえ、居場所が分からない状態は今も続いています。

というわけで、Wordpressに突入し、ドメインを取って、四苦八苦しながら自分のWEBサイトを作り始めました。

急いで作っていたのでご覧の通り、大変に簡素極まりない仕上がりですが、少しずついい感じにするかもしれないし、しないかもしれないです。必要だと思っていた機能自体は網羅出来ているので。

noteを使うことの魅力としては、それ自体が一つのコミュニティであることが挙げられると思います。ハッシュタグで記事を探したり、他の人の記事のレコメンドに自分の記事を出してくれたり、公式アカウントがオススメしてくれたり。あとは、Smartnewsとかにも流してくれたりと、大して多くのフォロワーがいるわけではないのですが、ただ書くだけでも、ある程度は多くの人に届けることが出来ました。

この場所にはそれがありません。SEO対策とかも自分で頑張るしかないでしょう。どう考えてもデメリットの方が圧倒的に多いと思います。

それでも、やはり自分は何かしらのコミュニティに居続けることが出来ないのだろうなと思います。とはいえ、利便性を求めてまたnoteとかに戻るかもですが、少なくともここは最果ての地なので、自分の好きなように使っていきたい所存です。というわけで、WORKSの方はまとめたので、noteの過去記事を移行していきたいと思います。それでは、宜しくお願い致します。